「あの人に聞く本の話」レポート @五月祭

こんにちは!出版甲子園実行委員会です。
私たちは、5/18・19に東京大学本郷キャンパスで開催された五月祭において、「あの人に聞く本の話」と題したトークショーを主催しました。

多くのお申し込みをいただき、当日もたくさんの方にお越しいただきました!
ご来場くださいました皆様、ありがとうございます。

今回はそんな五月祭の様子を少しだけ、お届けできればと思います!

午前の部

今回のトークショーは、午前午後それぞれの開催となりました。午前中に開催したトークショーでは、出版甲子園に出場して実際に商業出版を経験された方々をお招きし、本にまつわる様々なトークテーマで、たっぷり1時間お話ししていただきました!


まずはゲストの方をご紹介させていただきます!

  • 霜田明寛さん   第4回大会に出場
    『テレビ局就活の極意 パンチラ見せれば通るわよっ!』を出版
  • 武野光さん    第7回大会に出場
    『凡人内定戦略 自己PRするネタがない就活を複数内定で終わらせるために』を出版
  • 熊谷はるかさん  第16回大会に出場
    『JK、インドで常識ぶっ壊される』を出版
  • トワエモアさん  第18回大会に出場
    『小学校は公立小!帰国子女じゃないけど 双子小学生 英検1級とれちゃいました』を出版
  • 今泉拓さん    第18回大会に出場
    『行動経済学が勝敗を支配する-世界的アスリートも”つい”やってしまう不合理な選択-』を出版

また、司会は倉島麻帆さんが務めてくださいました!

皆様の詳細なプロフィールについては、ぜひこちらの記事をご覧ください!



まず最初にお話しくださったのは今泉さんです。今泉さんはご自身が東京大学で行っている研究をまとめた書籍を、六月に出版されたばかりです。(五月祭当時はまだ出版予定という段階でした)そんな今泉さんには、研究を本にする上での苦労など新鮮なエピソードを語っていただきました。

また、今回の登壇者の中ですでに社会経験を積まれている霜田さん武野さんは、お二人とも就活本を出されたという共通点があります。お二人には、なぜ就活本を出すに至ったのか、また出版甲子園で本を出したことがその後の人生にどのように影響を与えたかなどをお話しいただきました。観客や他の登壇者の皆様には学生が多かったため、将来を考える上で非常に参考になるお話を聞くことができました。

また現役大学生である熊谷さんは、高校生の時にエッセイを出版され、現在は文学を学んでおられるとのことです。そんな熊谷さんにはご本人の執筆エピソードであったり、著作に対する想いなどを語っていただきました。

そして、熊谷さんをきっかけとして出版甲子園を知ったというトワエモアさんご姉妹は、中学生で書籍を出版するという経験をされています。お二人は幼い頃から自宅で英語の勉強を行ってきた経験を書籍にまとめており、今回のトークショーでも、とても非帰国子女とは思えない英語力を見せてくださいました。

司会の倉島さんの見事なトーク回しもあり、書籍にまつわるお話をさまざまな角度からお聞きすることができました。
出版甲子園についてのお話もしていただき、現役団体員である私たちにとっても、非常に楽しいトークショーになりました。



トークショーにお越しくださった皆様も、そうでない方もぜひ、
今回ご登壇いただいた方のご著作をお手に取ってみてください!!

出版甲子園を通して出版された本はこちらから

午後の部

午後に開催したトークショーでは、芸人として活躍するかたわらで執筆活動もされている
ラランドのニシダさん、そしてその担当編集者である吉田真理さんをゲストとしてお呼びしました!
ニシダさんは大の読書好きとしても有名で、自らも『不器用で』という短編集を刊行されています。今回は、そんなニシダさんと担当編集者さんのお二人をお招きし、さまざまなお話をしていただきました。


ニシダさんといえば、上智大学を2回退学になっているというエピソードが有名ですが、今回は大学の学園祭ということもあり、ニシダさんの学生時代のエピソードトークからトークショーが始まりました。今回のトークショーの企画名「あの人に聞く本の話」になぞらえて、ニシダさんが読んで面白かった本の話や、またご本人執筆の『不器用で』のお話などをしていただきました。担当編集者である吉田さんからも、様々なエピソードを提供していただき、作家とその担当編集としてのお二人の相性の良さも垣間見えるフリートークコーナーでした。

また、ニシダさんはX(旧Twitter)で #架空小説書き出し を行われていますが、今回のトークショーでは、観客の皆様からお題を募り、その場で架空小説書き出しを行うという企画を行っていただきました。
いただいたお題は「浪人」「ファン」の2つ。それぞれ『赤い窓』 『虫のヌード』と題した架空小説書き出しを披露していただきました。

手書きで架空小説書き出しを書いてくださっているニシダさんのご様子。

最後は、会場にお越しくださった観客の皆様から、お二人への質問を募集しました!「ニシダさんにとって、お笑い芸人と小説家の割合は?」「今年一番笑ったことは?」「明日の最終面接に向けてのアドバイス」など様々なご質問をいただきました。回答の中では、ニシダさんの人心掌握術も垣間見え、大盛り上がりの中でトークショーは終了となりました。
1時間という短い時間ではありましたが、ニシダさんと吉田さんの高いトークスキルが光り、非常に濃密なトークショーとなりました!

そんなニシダさんの著作『不器用で』は、様々な人間模様を描いた短編集となっています。まだ手に取ったことのない方は、この機会にぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか

最後になりますが、出版甲子園では毎年、学生の皆様から本にしたい企画を募集しています!2024年度の募集は8/11まで行っていますので、ぜひ応募を検討してみてください。皆様からの素晴らしい企画の数々を、団体員一同お待ちしております!


本にしたい企画の応募はこちらから!!

お読みいただきありがとうございます!

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