第21回出版甲子園 優秀企画紹介④『600日の探求論』

 こんにちは!私たちは、学生による商業出版を支援する、早稲田大学公認インカレサークル「出版甲子園実行委員会」です。

 私たちが運営する出版甲子園では、毎年全国の学生から本にしたい企画を募集し、最終的には数十名の編集者・書店員によるプレゼン審査を通じて商業出版オファーの獲得を目指しています。2025/12/14(日)に開催される決勝大会では3回の団体内審査を勝ち進んだ7企画が自身の企画を紹介。京極夏彦先生と朝霧カフカ先生のトークショーも必見です!

 決勝大会の詳細はこちらのページからご確認ください!

 そして今回の記事では、第21回出版甲子園の決勝大会に進出した企画『600日の探求論 高校3年間で出会う新しい自分』をご紹介します!

企画紹介

【企画名】

『600日の探究論 高校3年間で出会う新しい自分』

【企画概要】

 変化の激しい時代にあって学校教育も変化しています。その一つが「探究学習」の重視。この学習は、生徒自身が自己と向き合い、社会と繋がり、将来に見通しをもって前向きに生きていく技術や精神性を育むのに最適な方法です。しかし、この新たな学びへの理解は教員の間でも不十分で、ましてや多くの生徒はよく知りません。

 そこで本企画は“探究の教科書”と題し、探究学習への取り組み方をチャート式でわかりやすくご紹介。全国規模で多数の受賞歴を持つ企画者が、豊富な体験を交えて探究の魅力やコツをたっぷり伝授します。課外活動や進路実現にも活かせる方法論は、多くの高校生が自分の力で未来を切り開く端緒となるでしょう!

【目次案】

〇はじめに:突き進んだ私の600日について
 高校入学から現在までの歩みを振り返りながら、なぜ「探究」ではなく「探求」という言葉を選んだのかを語ります。
 この本をどのように使ってほしいか、読者が自分の「探求」を始めるきっかけとなるようなメッセージを込めます。

〇第1章 ゼロから始める探求学習
―自分事へ変わるテーマの見つけ方-
・興味の種を見つけるタイプ診断(第3章につながる)
 質問に答えることで、「研究」「商品開発」「作文」のタイプ別に診断。
 (例:悲しい出来事の有無/やりたいことを否定された経験/助けたい人の存在/人前  に出るのが好きか/文章を書くのが好きか/一つのことを突き詰めるのが好きか など)
・日常の疑問をテーマに変える発想法
 身近な「なぜ?」をテーマ化するための思考ステップを紹介。
・成功するテーマと失敗するテーマの違い
 うまく進む人と途中で止まる人の違いを、実際の例を交えて解説。

第2章 仲間とつくる探求の力
―チームワークと協力者の見つけ方―
・学校内外で協力者を得るための行動術
 仲間づくりのコツや、信頼関係を築くための具体的なポイント。
・企業・大学・地域との連携の実例
 実際の協働プロジェクトをもとに、外部とつながる力を紹介。
・意見がぶつかったときの解決法
 衝突を成長に変えるコミュニケーション術。
【コラム】限られた予算・設備を最大限に活かす工夫   「ない」からこそ生まれる発想力を伝授。

第3章 あなただけの探求をつくる
―タイプ別・成果の伸ばし方―
① 世界を変えるエリート研究者タイプ
 1.仮説・計画を立てる(研究計画書の書き方・時間配分・発想法)
 2.実験する(仮説から考える実験設計・身近でできる実験例)
 3.結果を普及する(第4章につながる)
② おいしいは正義!三ツ星シェフタイプ(商品開発)
 1.テーマ食材を「フカボリ」する(地元のツウな食材の魅力)
 2.アイデアで勝負!(料理の法則・味覚+発想力)
 3.「おいしい」だけじゃもったいない(第4章につながる)
③ 私が世界 ベストセラー文豪タイプ(作文)
 1.あなただけのドラマを描こう(起承転結・物語構成)
 2.文章力より思いの強さ(まね→独自表現へのステップ)
 3.2000字でヒーローになる(第4章につながる)

第4章 伝わる発表の極意
―審査員・聞き手の心を動かすプレゼン術―
・スライド構成の黄金パターン
 配色・フォント・アニメーションなど、見やすく印象に残るスライド作り。
・声・表情・間の使い方で印象を変える
 声の出し方、表情管理、間の取り方を徹底解説。
・予想外の質問への返し方
 質疑応答に強くなるための準備法と対応フロー。
【コラム】努力で「天才プレゼンター」になる練習法
     声・姿勢・表情を磨く毎日の習慣を紹介。

第5章 探求を未来につなげる
―進路・入試・社会で活かす方法―
・総合型選抜・推薦入試でのアピール方法
 探求を「合格ストーリー」に変える戦略。
・探求成果を地域や商品に発展させる実例
 研究成果を社会実装につなげた事例を紹介。
・卒業後も探求を続けるためのステップ
 高校を越えて「探求する人生」を歩むための道を提案。

第6章 おわりに 探究学習6年目の私から
次の世代へ伝えたい、“挑戦する勇気”について語ります。

【企画のウリ】

 この企画の大きな特徴として、単なる学習指導要領的な探究学習の教科書には存在しない、「企画者自身の独自性が高い経験と、それに裏打ちされた確かなメソッド」があげられます。環境にやさしい肥料の提案や、お米の商品開発など、企画者の目黒さんは、高校時代に様々な探求に励んできました。その結果獲得した賞は、なんと全国レベルでの最高賞を11回に、大臣賞8つ!しかし、彼女も最初からパワフルなスーパー女子高生だったわけではありません。全く普通の一学生だった彼女が、「探求」に出会い、様々な挑戦を重ね、培った行動力で多岐にわたる活動・事業に取り組んできたーーそんな多彩な体験談を交えながら、本企画は目黒さんがもつメソッドの全てを、わかりやすくお届けします。

 また、この企画はアイデンティティの確立に悩む数多くの高校生の背中を押すものとなるでしょう。SNSが普及し、より多くの人間の生活をのぞき見られるようになった今、自分の存在意義や目標に悩み不安を感じている学生は増えています。そこで、目黒さんは、学校でただやらされる受け身の探究学習ではなく、自分の好きなことを求め突き詰める「探求」学習を提唱します。「自分に自信が持てない」「変わりたいけれど、何をしたらよいのかわからない」と考える高校生にとって、「探求」学習を学ぶことはなりたい自分への第一歩となるに違いありません。

 加えて、目黒さんは現在、母校で実際に後輩の探究学習を指導しており、現場の実態に即した知見も持っています。内容の濃い多方面にわたる自身の経験と、後輩たちとの対話か得た当事者のリアルな声。両者のコンビネーションによって、『600日の探究論』は高校生に優しく寄り添い、一歩を踏み出す手助けをするような一冊になると確信しています。

https://drive.google.com/file/d/1GkaX23FQV2grJlLAYv5swBAtUUli9SKE/view?usp=sharing

見本原稿は↑から!

お読みいただきありがとうございます!その他の情報はこちらから!