第19回決勝大会出場企画紹介

こんにちは!出版甲子園です!

弊団体では、毎年、本を出版したい学生から企画を募集して商業出版を目指す活動を行っています。

募集した企画は、団体員による3度の審査を経て決勝大会を迎えます。

決勝大会では現役の編集者と書店員の皆様を審査員としてお招きし、グランプリを決定します。

今年の開催は11月26日(日)です。

詳しい内容はページ下部から!

決勝大会に進出する企画はこちらの8企画です。プレゼンの順番でご紹介します。

①あなたが守る!いぬの中毒大全 ~獣医師直伝 有毒な物質50選~

大切なわんちゃんといつまでも幸せな生活を送りたいそこのあなた。
不慮の事故で愛犬を亡くさないためにも、必要最低限の危険なものは知っておきたいと思いませんか?
いざというときあなたが知識を持っていることで救える命があります。
つまりは日頃から読み物として親しんでおくことが大切!臨床経験のある大学院生が、最も知っておくべき中毒物質を50個にぎゅっとまとめました。
更にはそれをシチュエーション別にカテゴライズ!
易しいイラストと噛み砕いた解説を織り交ぜ、読みやすい図鑑形式に仕上げました。
分かりやすくまとまったこの一冊さえあれば、犬の中毒に関してはマスターできるといっても過言ではありません。
そして万が一の時の対応も載せているため、一番肝心な時にもあなたに欲しい情報をビビっとお届けします。
かわいい犬と暮らすそこのあなたの家庭に一冊、ぜひお手に取ってください。

②学生団体のリーダーたちへ

学生が主体となり、社会貢献活動を行うために運営される学生団体。
構成員全てが学生で、学業・バイト・他のサークルなどの合間の活動が中心となり、しかも活動量は本人のやる気次第といった特徴を持つ学生団体には、既存のビジネス書では太刀打ちできない問題がたくさん潜んでいます。
この企画は、学生団体の運営に悩む全国の大学生に向けて、多くの学生団体を主宰してきた青木門斗、菅原吟治郎が自らの経験と考え方を記した引き継ぎ書となっています。
メンバーがあまり活動に来てくれない、活動の目的を見失ってしまった、といった学生団体特有の悩みを解決するためには、学生団体に特化した書籍が必要です。
しかし、現状そうした本は存在していません。
「学生団体のリーダーたちへ」は、学生団体の運営に悩む全国の学生に寄り添い、団体運営の問題を俯瞰する視点と、団体運営の問題に向き合う勇気を与える、新たな一冊となってくれる企画です。

③留学がとある高校生に革命を起こした話 ~「夢を見る」から「夢に進む」へ~

留学がとある高校生に革命を起こした話 
~「夢を見る」から「夢に進む」へ~
海の向こうで人生観が変わった、十代の現役留学生による冒険記!

 この企画は、留学して人生観が変わった筆者の挑戦と成長をエンタメ形式で追うエッセイです。
留学する前は漠然とした夢を持ちながらも行動できずにいた彼女は、留学先での出会いや経験を通して新たな道を自分で開拓していくことで得られる無限の可能性を見つけ出しました。
留学によって「夢を見る」から「夢に進む」ようになり、NPO設立やビジネスコンテストでの優勝・起業など精力的に活動を行っています。
10代でありながら様々な経験をした彼女が、自身の冒険とその過程での成長をエッセイとしてまとめ、同世代の若者にワクワク感や挑戦する勇気を届けます。
バイタリティ溢れる彼女のワクワクするような冒険が、なかなか一歩を踏み出せないあなたの背中をそっと押してくれる、熱く優しい物語です。

④京都・出町は今日も元気だ! ~京大生が見たあたたかな地域コミュニティ~

鴨川を渡った先には、あったかい「居場所」があった——。

 大学進学を機に大阪から単身京都にやってきた女子大生の筆者が、鴨川のほとりにある出町桝形商店街で出会った一軒のカフェ「びぎん」。出迎えてくれたママの波瀾万丈な身の上話に悩みを吹き飛ばされたその日から、商店街に少しずつ足を踏み入れることになる。

 「びぎん」から始まった出町の人々との日々は、商店街に掲げられる「今日も元気だ!」の標語に違わずユニークで賑やか。祇園のママとお酒を酌み交わしたり、乾物屋さんから町の歴史を学んだり、かの有名な祇園祭の裏側を知ったり……個性豊かな京都人と京都の伝統に揉まれつつ、「家」でも「学校」でも「職場」でもない、「地域」という新たな居場所に溶け込んでいく。

 一介の女子大生はいかにして下町コミュニティの一員になったのか。エモでレトロであったかい。あなたが知らないニッチな京都を京大生がみずみずしく描くエッセイ。

⑤あっ、書けちゃった! 小学生による小学生のための ゲームのように作り上げる 作文の書き方 ~ゲーム感覚で いつの間にか書けちゃう! 作文を ゲームのように 楽しもう~

「作文が嫌い」そう思ったことはありませんか?
「文字を書くのが苦手…」「何を書けばいいの?」「途中であきちゃう!」
そんな作文の悩みを解決し、小学生自身が楽しく自分の作文を作り上げることができちゃうのが本企画なのです!
多くの小学生が作文を嫌うのは、作文を“書かされている”からではないでしょうか。
小学生の間で流行っているマインクラフトやどうぶつの森などの自分で考えて一から作り上げるクリエイティブなゲームのように作文が書けたら…!
本企画では、作文の書き方を低学年向けの【短冊法】、少し作文に慣れてきた中学年向けの【イメージマップ法】、高学年向けの【設計法】の三つの方法に分けて、作文を書くという作業よりも〝思っていることを文字に書き起こしていくこと〟をメインに進め、作文をゲーム感覚で作り上げることを目的としています。
本企画を通して、自分の言葉で想いを伝える練習をしてみませんか?

⑥旅して学ぶ!教養としての地理・歴史 ~「なぜ」から始まる、大人の“修学”旅行~

観光スポットをノルマのように回る旅が楽しめない、 観光客向けに用意された行程をなぞるだけの旅にマンネリを感じる…こんな経験はありませんか?

このような疑問や不満を解決し、旅をもっと楽しめるようにしてくれるのが、現役東大教養学部の著者が提案する「旅して学ぶ」という新しい旅の形です。
「学ぶ」と聞くとつい身構えてしまいがちですが、それは教科書をいやいや勉強した学校での経験が尾を引いているのかもしれません。
今回は旅行には欠かせない「名所・特産品」を起点に、自分で「なぜ?」を見つけて旅行のスパイスにする、手軽で楽しい「学び旅」をご紹介します。

普段の旅行に「ちょっと一手間」加えることで、あなたもワンランク上の旅のあり方を楽しめるようになりませんか?

⑦旅する高校物理 ~「法則」を味わうパラドックスと思考実験17話~

物理の公式って教科書で学ぶと天下り的でなんかモヤモヤ… かといってより深く学ぼうとすると微積とか大学の知識が必要で難しい… 
この企画はそんな高校生に向けた、物理の本質を学べる全く新しい「読み物」的参考書です!
分かりやすい図やストーリーを使って新しい角度から捉え直し、親しみやすい語り口で公式の背景や物理法則の直観的イメージを掘り下げていきます。
本書では高校物理の17のトピックを「アナロジー」「極端な例(思考実験)」「もっともらしい誤り」「法則の反例」の4つの視点から俯瞰します。
「もしも」の世界で起こる現象を高校物理の知識を使って考察したり、一見正しそうな推論の誤りを探したり!
考えることを楽しみながら物理への理解をふかめられます。
さあ、物理の世界を旅しましょう!

⑧19歳、言語ヲタクが世界一周してみた ~あなたのしらない、ことばの世界へ~

「私の初恋は、ウォロフ語です。」
言語の魅力にとりつかれ、ホームステイで世界一周の旅をしてきた19歳女子大生がおくる企画。
文字を持たない言語から、話者が少数の超マイナー言語まで、触れてきた言語は30以上!
現地の人々の生活に対する密な調査の中で見たこと・聞いたこと・考えたことをぎゅっと詰め込みました。
ケニアのクラブで感じる言語の多様性!?友達の名前は「サトウキビ」!?
奇想天外なエピソードから目が離せません。
この世界には面白い言語がたくさん。
そして、消滅の危機に瀕している言語もたくさん。
この企画は、もしかしたら今後なくなってしまうかもしれない、そんな言語たちが確かに存在していたという証でもあるのです。
世界が多様な言語であふれている理由を、楽しみながらじっくり考えてみませんか。
きっと今までの「言語」の概念が覆されるはず。
さあ今こそ、一緒に旅しましょう。あなたのしらない、言語の世界へ!

一冊の本が誕生する瞬間を、あなたもぜひご覧ください。

大会概要

  • 日時:2023年11月26日(日)開演 13:00 / 閉演 17:30(予定)
  • 開催方法:ハイブリッド
    • オンライン: YouTube LIVE
    • オフライン(対面):観覧申し込みは締め切りました

大会の様子を生配信している YouTube LIVE はこちらからご覧になれます。

お読みいただきありがとうございます!

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