担当者制度紹介

出版甲子園の特徴であり、目玉の制度です。

二次審査終了後から企画が出版されるまで、各企画に数人ずつの実行委員がアドバイザー(担当者と呼称しています)として付き、企画への助言やブラッシュアップを行います。

決勝大会後、編集者からオファーをもらった企画は引き続きブラッシュアップを行います。担当者は編集者と企画者との窓口となります。

まるで本物の編集者のように企画を出版に導いたり、実際に編集者として第一線で働いていらっしゃる方と直接やり取りしたりする中で、出版業界について学ぶことができるというのがこの制度の特徴です。

ここでは、実際に担当者として活動した団体員にその体験談を聞きました

Q. 主な仕事内容

A. 担当企画の企画者が地方在住だったため、打ち合わせは基本オンライン上で行いました。毎週一回進捗確認をし、その都度助言をしたり、前の週に編集局から上がったフィードバックの共有などをしていました。また、決勝大会が近づくとプレゼンのブラッシュアップや想定される質問への回答を企画者と考えるなどの対策をしていました。編集者の方からオファーをいただいた現在は、出版に向けた企画のさらなるブラッシュアップと編集者・企画者の仲介を行っています。

Q. 大変だったこと

A. 何よりも仕事の責任が自分だけで完結しないことが大変でした。外部の方と関わる機会も多いため、自分が忙しいからといって仕事を簡単に後回しにしたり、適当に終わらせたりすることはできません。また、毎週のミーティングが出版甲子園の通常の仕事にプラスアルファであるため、時間を捻出するのが難しかったです。

Q. やりがいを感じること

A. 担当企画にオファーをいただいたとき、とてもうれしかったことを覚えています。二次審査を終えてからずっと関わってきた企画だけに、企画への思い入れもかなりありました。編集者のような仕事をしてきた中で、担当企画に来たオファーはその仕事が認められたような気がしました。このような気持ちはほかの場所ではなかなか得られないやりがいなのかな、と思います。

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