記憶力は後天的に身に付くテクニック【既刊本紹介プロジェクト第7弾】

記憶力は先天的な能力ではない

「記憶力がすごい人」と聞くと、見たものをすべて覚えている人や、先天的な特殊能力を持った人を想像するかもしれませんね。

しかし、記憶力競技の日本チャンピオンである著者の平田さんは、自分にはそのような能力はないと断言します。

平田さんは、記憶力の3つの側面を

  • 日常の何気ないことを覚えている力
  • 物忘れをしない力
  • 大量のものを正しく覚える力

と分類します。

その中で、3つ目の「大量のものを正しく覚える力」については、「記憶術」を学ぶことで後天的に身につけられるというのです。

記憶術というのは、脳の仕組みを活用した、理論に基づく再現性のあるメソッドです。なので、誰でも、後天的に身につけることができます。

怪しいものではない「記憶術」

記憶術の訓練と聞くとなんだか怪しげな印象を持たれるかもしれませんが、そんなことはありません。

「記憶力競技」はれっきとした頭脳スポーツとして存在するのです。

ランダムな数字を記憶したり、架空の年号と出来事を記憶したり、人の顔と名前の組み合わせを記憶したりと、種目は多岐にわたります。

そして、数ある記憶術の中で、これらの種目に汎用的に対応できるのが、最強の記憶術「場所法」なのです!

記憶術を身につけるとどうなる?

さまざまな知識をただ単に頭に詰め込んでいくことに対しては、否定的な意見もあります。

しかし、ある程度のインプットを蓄えておかないことには、アウトプットのバリエーションは広がらないことも確かです。

また、記憶術については、技術を習得する過程それ自体においてもイメージを駆使するため、想像力が豊かになることも見込まれます。

日常生活への具体的な応用の仕方も、後半の章でまとめられています。

口座番号、誕生日、買い物リストなどを記憶する具体的な方法に始まり、試験勉強に活用する方法についても詳細に示されています。

特に単語帳の記憶を極めていけば、

「頭の中に単語帳を持っていて、いつでもどこでも復習できる」状態になります。

とあります。

ここまでくるとただの暗記ではなく、頭の中でインプットとアウトプットを繰り返すことができるようになってしまうのです!

みなさんも世界最強の記憶術を身につけたくなってきましたか?

実際のテクニックについては、ぜひ本書を手に取って確かめてみてください!

『世界最強記憶術 場所法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

著者:平田 直也
(発売日)2019/2/28
(価格)1430円(税込み)
(ISBNコード)978-4-7993-2428-8
https://d21.co.jp/book/detail/978-4-7993-2428-8

お読みいただきありがとうございます!

その他の情報はこちらから!